■工事金額の調整


■平成18年5月18日■ 

見積書が出来たので、お施主様と共に、工務店に出向く。  
工事金額は予想を上回り、調整案をお互いに検討するに至る。

しかし、後日、希望設備機器が見積に取り入れられて居ない事が発覚。
工務店から設備機器メーカーへの連絡不備が原因と判明。
(器具表が渡されて居なかった)

さらに、金額調整が難しい状況になった。


■平成18年5月22日■ 

今日は、お施主様ぬきで、工務店に・・・・。
見積金額と設備機器の再確認を行った。お施主様の設備機器妥協案のリストも渡した。

しかし、目標は、当初の希望設備と、想定した別途工事分の金額での合意・・・。

しかし、建物構造が複雑で、仕上げ材料も高級志向なので、確かに調整は難しい。
この難局をどう乗り切ろうか・・・。

とりあえず、工務店の努力結果を待つ事となった。


■平成18年6月19日■ 

工務店も、努力の限界?
しかし、当初の基本的な単価は、約束済み!
もう一度、内容を整理し、説得工作を行う。

結果は、2〜3日後に・・・。


■平成18年6月28日■ 

区画整理課との現場立会後、近所のファミレスで、工事費の再見積金額を検討する。
当初の概算金額に大分近づいた。

あとは、何処を妥協するか?
と言う事になってきた・・・・。



■建築工事請負契約と、工場見学


■平成18年7月7日■ 

本日、7月7日は、七夕で大安吉日!

工事金額の調整も、当初の予定金額で合意。
建物のグレードも落とすことなく。設備機器も希望通りとなった。

で、無事、請負契約完了。
監理者として、ほっとしました。

地鎮祭は、13日(大安)の予定。

 

契約後、工務店の工場見学。
プレカット(コンピュータ制御機械による自動加工)が多い今時、手作業で作業する工務店は珍しい!
(一部、機械による加工有り)

 

手作業による加工中。

手作業の良さは、熟練した大工が、材木の一本一本の癖を見抜き、その癖に合った使い方が出来ることだ。

コンピュータに依る加工では、材木は次から次へと(正に)機械的に投入され、
経年変化で、木材がどのように暴れるかなど、全く考えていない訳だ。
(使用材は乾燥材なので、そんなに暴れる訳では有りませんが・・)

そこで登場したのが、貼り合わせたベニヤ(合板)のような材木!(集成材)
確かに、これなら暴れない。しかも、数字的な強度データも良好。

しかし、接着面の経年変化はどうなのだろう?
少なくとも、水分には非常に弱く、注意が必要なのだが、
工事中の濡れや、完成後の壁内結露で、心配は尽きない材料だ。

当然、この現場は無垢の材木・・・。

 

工務店の材料置き場。

この写真に写っている部分は、ほんの一部です。
とにかく、「有る!」
材木屋と間違える程です。

・・で、在庫の材料で、安くお願い出来る訳です(^^)

今回も、柱は全て4寸角(120mm)を製材し直して、115mm 角とした桧材だ!

 

 


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