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■基礎工事


■平成17年4月12日■ 

基礎工事に先立ち、基礎の位置や高さを決める「遣方(やりかた)」を行う。
貫板を、水平に木杭に打ちつける。

図面を見ながら、基礎の位置を貫板に墨で記入する。      

墨を付けている所。
この作業を行うのは、大工さん.....。                                    

こんな感じに、基礎の幅と中心線を記入する。        

その頃、基礎屋さんは、鉄筋の切断、曲げ加工の為の原寸図を土間に描いて、加工準備中。               

切断加工された鉄筋。
鉄筋は主筋を13Φ(D13)その他は、10Φ(D10)で組み立てる設計だったが、基礎屋さんのこだわり?で、全部13Φで配筋する事になった。
確かに、丈夫で良いとは思うのですが、そこまで必要かどうかと言うと、(?_?)です。               


■平成17年4月14日■ 

基礎工事開始。                    
今回も、基礎は、べた基礎(床下全面はコンクリート)で行う。              

べた基礎部分に砕石を敷いて下地調整。建物外周に捨てコンクリート打設。
べた部分に、不陸が見える。
不陸が有ると、耐圧盤の厚みに直接影響が出てくる。
耐圧盤の厚みは、少し厚めの15cmとして設計したので、この不陸が有っても最小12〜3cmは確保出来そうなので、近所のよしみで良しとする。         

その頃、基礎屋さんの作業場では、鉄筋の組立加工中.....。 

               

出来上がった鉄筋は、順次現場に搬入。
実は、この基礎屋さんは、この現場の斜め裏手に有るで、非常に効率が良い?みたい?。                    


■平成17年4月15日■ 

基礎配筋開始。                    
写真は、べた基礎(耐圧盤)の配筋が、ほぼ終了したところ。         

鉄筋は、その下にパッキン(サイコロ)を入れ宙に浮くようにするが、写真では一部を除きまだ施工されていない。        

写真右側の木枠は、厨房に設置する床下収納庫を納める為に必要な措置。
(この部分のべた基礎は、薄くなる)              

鉄筋の下には、防湿用のフィルムを敷いているが、端部のフィルムが不足している。(左側)
追加して敷き込む様に指示をして、一旦事務所に戻る。
3時間後、再び現場へ行くが、まだ未施工。
明日、コンクリート打設前に入れるとの事。見えなくなってしまう部部なので、本来ならば是正箇所の写真提出を命ずるが、諸般の事情で、基礎屋さんを信じる事とする。                   


■平成17年4月16日■ 

べた基礎(耐圧盤)部分のコンクリート打設完了。               

この後、布基礎(立ち上がり部分)の枠を建てる。             


■平成17年4月18日■ 

布基礎枠完了。                                    

同上。                         


■平成17年4月20日■ 

布基礎コンクリート打設完了。型枠解体中                                    

同上。                         


■平成17年4月21日■ 

基礎天端(てんば)均し、完了                                         

今回の天端均しは、モルタルを手作業で塗る従来の方法。
やはり、この方法が施工精度が向上する。                          

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