【下に進むほど、新しい記事です】


■木工事2


■平成17年5月31日■ 

階段の工事中。                    
階段は、事前に下小屋で完成させておいたモノを、取り付けるのみです。(プレカットでは有りません)

最近は、既製品の部材を使ったプレカット階段が主流ですが、今回は、無垢のタモ材できちんと造っています。
既成品は、表面に木目の印刷されたビニールや紙が貼って有り、一見、綺麗な材料に見えますが、しょせん偽物です。

今回は、全て本物、無垢材を使用しています!

階段の完成!

先述の通り、階段は既に下小屋(工務店の自社工場)で数個のブロックに分けて造り、完成済みです。

これを現場で取り付けるだけなので、あっと言う間に完成です。

技能が優秀でないと、出来ない仕事です。

設計者の、開口部のこだわり・・・。

窓上に小壁が付くのを嫌います。
軒先の水平ラインと、窓の上側のラインが揃わないと気に入りません!

ご覧の通り、サッシの上側に接して軒裏を貼っています。
(本当は、木枠の額縁を付けてから、その上に軒天井を貼るのが好みですが、耐久性の問題から、今回は、半外付のサッシで納めました)

・・・しかし、既製品のサッシで、設計者のこだわりを実現しようとすると、色々問題が生じます。
つまり、サッシの取付用のベロ部分が軒天井とぶつかる事も、その一つです。

窓上に、ぴったりと軒天井を貼るためには、このぶつかる部分のベロを切り落とします。
・・・と言う訳で、切り落としたアルミサッシのベロ部分の写真です。

大工さん、お疲れさまです m(_ _)m


■平成17年6月3日■ 

2階床下地の完成。                   

1階の床も同様ですが、一旦、この写真の様に合板を張ってから床仕上げ材を張ります。
つまり、二重の床になります。(強固です!)

床材は、無垢のナラ材のフローリングです。

軒裏(軒天井)と外壁との接する部分には、このような見切りを入れました。

軒天井と壁の部分が目透かし(隙間)になる仕組みです。
これが、設計者のこだわり・・・。

この部分の窓上には壁が有りますが、窓上の水平ラインと軒先の高さ(水平ライン)は、揃っています。
これも、設計者のこだわり・・・。

PS:
目透かしの幅は、15〜20mmが指定寸法。
しかし、工務店側の諸般の理由により、10mm程度になりました。
(これでは、目地がちょっと目立たないんだよなぁ)

 


■平成17年6月6日■ 

外壁の下地板(ラス下)の工事中。            

??????・・な場所・・・・・・・。           

2階ホールから、玄関・階段の吹き抜け部分を見下ろす。  


■平成17年6月7日■ 

3時です・・・・。                  

お茶、ど〜ぞ!と、たまには缶ジュースくらい差し入れしないとね〜。

壁に充填する断熱材。                 

ロックウールです。
グラスウールより断熱性能が高いのです。           

北西側の形。                     
ラス下地板の施工中。

南側の形。                      
段々、形が見えてきた。

左側の軒先(ガラスの屋根になるところ)は、現在ビニールで養生中。

2階ベランダからみた、ガラスの屋根部分。       
(化粧梁と化粧たる木が出来ました。)


■平成17年6月8日■ 

1階浴室前の坪庭を囲う壁の工事。          
目隠し用の壁です。
デザインとして、矢印の様に20cmm角の風穴が付きます。
また、壁の上部と軒天井間は、39cmの隙間が有ります。

ところが、この風穴から、浴室の窓が見えてしまう位置が有る事が判明。
そこで、目隠し壁の上部に風穴を移動する事を検討・・・。

ところが、浴室内部から、坪庭方向を見みると、風穴を上部に移動しても、今度は北側の中層マンションから微妙に見えそうです。

また、壁の上部と軒天井間はの39cmの隙間からも、微妙に見そうですが、これは、浴室内にブラインドを取り付けるので、見えなくなるでしょう。

微妙に見えると言っても、双眼鏡等で見ても局所的な限定された場所しか無いのですが、この不安感はマズイと判断しました。

残念ですが、風穴は、全て埋める様に現場指示しました。

浴室をユニットバスに変更した為、浴室出窓の寸法や取付角度が、当初設計通りに出来なかったのです。
それが、今回の問題の起因の一つでもあります・・・。
残念・・・・・・・・・・。


■平成17年6月10日■ 

1階浴室前の坪庭を囲う壁の工事。           

ただの、普通の壁になってしまいました(;_;)


■平成17年6月17日■ 

1階厨房の天井下地の工事。                             

2階居間の天井下地工事

2階洋間の天井下地工事                


■平成17年6月27日■ 

木工事ではなく、左官工事の分類にですが・・・。    
外壁のモルタル塗りの下地工事(ラス張り)が始まりました。                            

建物の南側は、まだ未施工・・・・・・。         


■平成17年6月29日■ 

外壁ラス網の施工状況・・・・・。           

まだ、全部張り終えていません。写真は、東側外壁。    

ラス網の様子。                    

網が波状に凸凹しています。              
これは、見たままで、波形と言うラス網です。表面が平らな普通の網より、モルタルの付着が良いので、しっかりとした外壁が出来ます。


■平成17年7月6日■ 

1階の一部(勝手口付近)の外壁は、ガルバニウム鋼鈑張りです。

写真では、ブルーっぽく写ってますが、ガンメタリックです。
う〜む、でも、現場で見ても、ちょっとブルー系か?
設計者的には、結構カッコ良いと思います。        


■平成17年7月7日■ 

雨による天候不順で、遅れていた外壁の下地作業(ラス網張り)が再開・・・・。

網を固定するステップルも、エアガンで隙間なく細かく打っている。

昨日、建具の打ち合わせ時、工務店にこのステップルの打ち方について、注文を付けたのですが、即現場に反映されて、満足です。


■平成17年7月8日■ 

モルタル塗り開始・・・・・・。            

今回も、トクヤマMテックのエースモルタルと言う、軽量モルタルを使用。

カタログデータでは、断熱性、強度、弾性収縮率等、ハイスペックを誇って?いるのですが、実際はどうなのか、まだ私的には、経過観察中の材料です。

モルタル、塗っています。

夕方から、大雨になってしまいましたが・・・・。     
まだ、下塗りなので、支障無いでしょう。


■平成17年7月11日■ 

ベランダの様子・・・・・。               

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