【下に進むほど、新しい記事です】


■仕上工事


■平成17年7月6日■ 

仕上工事に分類するのも、どうかと思いますが、建具の仕様について打ち合わせをしました。

既製品の建具では無く、寸法を合わせて造ります。
凝った造りは当然コスト高になるので、シンプルな建具デザインにしました。
見積では、全て建具はフラッシュ戸(全く装飾の無い扉)だったのですが、またまた、工務店を拝み倒しました。

いつも、すんません ・・・・m(_ _ )m


■平成17年7月14日■ 

塗装工事も順調・・・・。               

この現場は、無垢材の使用部分が多いので、当然、塗装工事部分も多いのです。

最近は、印刷された木目の材料が多いので、塗装の必要は無いんですねぇ。

外壁の下塗り状況。                  
開口部(サッシ)の四隅など、クラックの発生しやすい部分には、ネットによる補強が行われている。

建物の外壁の半分ほどが、上塗り(仕上げ塗り)されている。

しかし、部分的に、モルタルの塗り厚が不足している部分があり、手直しを指示。
また、一部の外壁の出隅部分の垂直ラインが曲がっているので、修正を指示!


■平成17年7月15日■ 

 

モルタル塗りの修正中!塗り厚を増やしています。     

 

玄関ポーチの柱(小壁)と天井部分。              

矢印部分には、柱(小壁)と天井の接点部分が、目透しになるように(隙間の目地が出来るように)、定規となる見切りが付けて有ります。

この見切りの寸法(厚み)は、20mmです。
モルタルを20mm塗ると、見切りの20mmと揃う訳です。

つまり、この部分を見る事によって、モルタルの塗り厚がチェック出来るのです。

最近のモルタル塗りの厚みは15mm程度なのですが、やっぱり基本は20mmです。
きちんと塗って頂きます!

システムキッチンの扉の色と、流し前のタイルの色を検討しました。

クロス貼りが始まりました・・・・・・・・。       

クロス屋さん、曰く。
2階トイレの壁紙の柄が、ちょっと奇抜なんですが・・・。
本当に、これで宜しいでしょうか。

一瞬、動揺する私。

二階に駆け上がり、仕上がり状況をチェック(^^;)
ん!
悪く無いじゃん。
OK!OK!
と、一安心。
この部分の写真は、後日アップの予定。


■平成17年7月19日■ 

これから取り付けする、建具類が搬入されました。    
左側の方は、建具屋さん。

和室の壁も、仕上げの京壁塗りを待つばかりです。         

クロス張りも順調に進んでいますが、一般住宅より天井が高いので、施工面積も多くて大変です。

照明器具も、取付始めています・・・・。        
(写真は、2階の居間)


■平成17年7月21日■ 

外壁、その他、外部の塗装色を検討しました。      
外壁は、ガンメタリックのガルバニウムを使っているので、この辺のマッチングが難しい。

当初は、木地を生かした塗装の予定でしたが、外部の木部使用を中止にした為、想定外の検討です。         

居間の壁面には、一部にセラミックタイルを貼ります。 
部屋の湿度に応じて、吸湿発水性の有る、エコロジカルなタイルです。

秘密の部屋、クロス張り完了。             
天井は、蓄光で星空の様に光るクロスです。

ガラス張りの屋根も出来ました。            
この木部を、ペンキで塗りつぶすのは、ちょっともったいないなぁ。

ベランダの床も仕上がりました。             

基礎のモルタル塗り中・・・・・。            

外部の様子・・・・・・・。               

建具屋さん、建具の吊り込み調整中!           


■平成17年7月22日■ 

タイル屋さんと打ち合わせ。

タイル目地を、何処に合わせて貼るか!?
これが、結構難しい・・・・。              

こっちに合わせれば、あっちがズレるのですね。     
木造住宅の場合は、だいたい尺貫法で出来ているので、そこにメートル法規格のタイルを貼るので、綺麗に割り切れないのです。

目地幅を微妙に調整したりして、なるべく綺麗に割り付けるのですが、やっぱり半端なタイルも出て来ちゃうのです。         

クロス屋さん、今日も頑張って貼ってます。      

写真は、玄関〜階段の吹き抜け部分。


■平成17年7月25日■ 

2階居間とミニキッチン。               
あと、少し・・・・・・。         

2階、階段ホールと廊下。                

玄関から見る、居間と階段(左側)。           

各室、カーテン収納ボックス。             
この戸袋状の部分の中に、カーテンが収納される仕組みです。
カーテンと、サッシの間には、ロールカーテンを付けます。

厨房流し前のタイル。                 
ぼかし模様のタイルです。流しの建具と同系色にしました。 

外装仕上げ(シリコン樹脂吹付)の養生中。       

また、塗装部分の下地処理を行っています。

外壁モルタルに、気になるクラックが数カ所あります。  
補修は、終わっていますが、将来的なクラックの発生に繋がらないか、疑問が有ります。

モルタル面の平面性が気になる所が数カ所有ります。
(つまり、左官屋が下手って事!)

工務店に、この件を連絡しました。
疑問点、改善策について、左官屋に回答及び指示をして頂きます。

切り放した既存住宅の補修中。              


■平成17年7月27日■ 

外壁は、吹付け仕上げを待つばかりの状態ですが、左官仕上げの手直しをして頂く事になりました。

外壁全面に、モルタルを塗り直します。           

塗り直しには、薄塗り用補修専用のモルタルを使用します。

玄関の下駄箱の建具の吊り込み中・・・・。        

左の人:建具屋さん
右の人:工務店の社長さん。           

居間から、玄関を見たところ・・・。           

敷地内に有る、倉の下屋の改修工事も進行中。      

台風一過で、ぬけるように青い空。           
しかし、今日の現場は、超暑かったなぁ〜。


■平成17年7月28日■ 

和室の京壁も塗り終わりました。                      

厨房(流し台背面)のカウンターと収納ユニットも組立中・・・。                

モルタル補修も完了。                 
破風板、軒裏の塗装も進行中。             

しかし、塗装面の下地処理が雑だ。
きちんと下地を整えてから塗装をするように指示をし、もう一度見直しをして、不良個所の下地調整と塗り直しをお願いした。


■平成17年8月1日■ 

外壁の吹き付け塗装は、一応、完了。

玄関横から浴室目隠し壁部分の外壁色は、薄いグレー(軒裏と同色)に指定したが、白に仕上げられているので、その部分は、やり直し!

と言う訳で、「一応」完了と言う事に・・・・。

2階和室。                       

障子も入りました。あとは、畳ですね。                         

厨房の食器棚、家電収納棚、パントリー、ほぼ完了。    

居間。ほぼ、完了。


■平成17年8月2日■ 

雨樋の取付位置について、現場打ち合わせする。     

樋屋(板金屋さん)は、実用本位!の取付案を提示するも、私はこれを却下!
綺麗に見える位置に取付指示。

後方ベランダ手摺壁上の方が樋屋さん。
手前の二人は、手摺(笠木)取付業者さん。手摺は、本日取付を終了の予定。


■平成17年8月4日■ 

外部足場が外れて、建物が良く見えるようになりました。 
西側の外観。

南側の外観。

私の設計としては、異例の仕上げ材と配色です。                        

雨樋は、なるべく目立たない色に配慮しました。
横樋は、屋根の色と同色の黒。
竪樋は、外壁と同色の白。

ところが、横と竪を繋ぐ斜めの樋は、黒になってしまった!
これは、ちょっと違和感が有ります。
本来、ここは竪樋の一部ですから、白でなくてはなりません。

樋は接着剤で、完全に接合されていて、一部分の取り替えは出来ません。
そこで、この部分は、塗装で白く仕上げる事にしました。

毎回思う事ですが、職人さんは、自分の判断で仕事をしないで欲しいです。
分からない事は、設計者に聞いて欲しいのですが、長年の職人の経験で判断してしまうのでしょうね。

ベランダ手摺(笠木)完成。
窓の網戸も入りました。                 

切り放した、既存住宅の補修も順調。          

本体建物の引渡は、8月11日です。            


■平成17年8月5日■ 

厨房と対面式カウンターの仕切(目隠し用)のロールカーテンの柄色の検討。

ピンク系でまとめます。

浴室のブラインドの色の検討。             

その他、各室カーテン、ブラインド類の色見本を、お施主様にお見せして、確認をお願い致しました。

階段手摺も完成。                                     


■平成17年8月6日■ 

既存住宅部分の補修、整地中・・・・。          


■平成17年8月8日■ 

玄関のタイル貼り中。                 

11日の引渡に間に合うのだろうか?            

畳が入りました。                   

雨戸も入りました。                 
(雨戸が閉まっているので、照明器具点灯中)
しかし、雨戸は断熱材が充填してある、高級タイプの雨戸です。
これには、私もビックリ!
窓ガラスにペアガラスを使っているので、雨戸は普通の鋼鈑の雨戸の予定だったのです。

Return to Special page(特別編目次に戻る)