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■造作工事


■平成17年5月23日■ 

造作工事の状況確認に、工務店の下小屋を訪問。
(私の愛車が渋いでしょ!?)

この工務店の素晴らしい所は、殆どの造作等を事前に下小屋で造ってしまうところだ!
現場で寸法を合わせて、材料を切るという作業は、あまりしないのです。

広いはずの下小屋は、すでに出来上がった、家具や枠材、等々で一杯になっていた。

これは、ドア枠関係・・・・。             
造作材は全て、タモです。木目が綺麗で、比較的堅い木です。    
造作材としては、高級な部類に入るモノです。

例によって、工務店の秘蔵の材木を放出して頂いた訳です。

これは、ロールカーテン用のボックス。                                      

これは、木製!カーテンレール。            
カーテンは、開けると、窓横のボックスに収納される仕組みになってます。

(つまり、カーテンを開けると、カーテンが隠れて見えなくなってしまうのです)
カーテンを開けた時(たたんだ時)、ひらひらしているのが、嫌いな設計者の趣味です。ましてや、レースとか、リボン等は嫌いなのです。これを、御施主様に強制してしまいました)           

上記カーテン収納部分の鏡板のパーツ。                                        

こ、このデカイのは????。             
設計者にも不明??????。                                                

台所のパントリー(収納庫)!
上下が逆に置いて有ると思われる???                                          

廊下部分のニッチ(壁収納飾り棚)の部品。                     

下小屋の天井付近にも、出来上がったパーツが・・・・・。
2階廊下(吹き抜け)部分の手摺笠木の完成パーツも見える。

もう、此処まで出来ていると、プラモデルのパーツのようです!

階段も既に出来上がっていて、現場に置けば?完成です。
階段のパーツは、下小屋の2階に保管中。

居間のスリット壁のパーツ。

居間と玄関側の廊下との間仕切り壁には、細長い(床から天井まで)ガラスのスリットが入ります。

作り付け神棚のパーツ。                                   

工務店の事務所にて、什器(流しセット、浴槽等々)の仕様の打ち合わせも行いました。

(実は、この工務店の事務所も、私が設計させて頂いたのです)

メーカーに、私の希望する厨房収納ユニットが無いので、パーツのみを出してもらい、下小屋で製作して頂く事にしました。
惜しげ無く手間を掛けて頂いて、工務店には感謝ですが、逆に言いたい事が言えなる危険も有るのですねぇ。                                            

左端の空いている椅子:設計者のポジション(^^;)
左側:什器メーカー(INAX)担当者
中央:工務店現場担当大工さん(超ベテラン)
右端:工務店社長


■平成17年6月3日■ 

和室の造作!                     

窓の内障子(敷居)部分。

年期の入ったノミが有りました。            
ノミは、研ぐ事によって、刃の部分が段々短くなって来ます。このノミも長く使っている事が分かります。

鴨居の取付。                     

鴨居の取付に先立ち、両側の柱にネジを通します。     

柱間に鴨居を付けます。
この時、鴨居をキッチリと取り付けると、柱が微妙に外側に撓みます。
撓むと、建具が綺麗に納まりません。
かといって、鴨居の取付を緩くすれば、取付部分に隙間が生じたり、問題が出ます。

そこで、キッチリ鴨居を入れて、生じた撓みを、このネジを締めて調整します。

これで、鴨居も建具も、キッチリと納まります。

こういう仕事、最近は見られなくなりましたが、この現場では健在です。


■平成17年6月6日■ 

居間の窓上のカーテンレール(木製!)の造作。     

前述の通り、事前に加工済みなので、微調整を行うだけ・・・。
取付も迅速!

カーテンレールの取付中!                     

取付完了!                       

洗面所の窓の枠(無垢のタモ材)。                   

これも、工場で加工済みなので、微調整と取付のみで完成。

窓枠(額縁という)の拡大写真。            

コーナー部分は、全く隙間の無い、綺麗な施工だ。    
(まだ、サッシに固定していません)

居間と台所の仕切のカウンター。

写真左側が居間、右側が台所(厨房)になります。


■平成17年6月8日■ 

子供部屋のロフトの造作・・・・・・・。        

矢印部分の手摺の形状・仕様は、設計図とは全く違っている。
何の連絡も無く、今日現場に行ったら、もう完成していた。
勝手に造ってしまったと言う訳だ・・・。

本来ならば、「全部壊して、やり直し!」
....と言いたいところだが、言えない私の事情も有る。

 

 

ここで、ちょっとコメントさせてね(ToT)

建物の仕上がりの満足度は、良い材料を使う事によっても上がるでしょう。
しかし、設計者は、細かい納まりの方が、良い材料を使う事より重要だと思ったりするのです。
(ちょっと大袈裟だね)
誰も気にしないような細かい所、そこが気になるのです。
その細かい所のこだわりの累積が、全体のイメージに大きく現れるのだ、と考えるのです。
まぁ、設計屋の自己満足、と言われれば、そうかも知れないのですが、それでも、そこが重要なのです。

と言いつつ、そのこだわりが、諸般の事情により却下されて行くのは、非常に苦しいのです。
一方で、無理なお願いを、快く承諾してくれる工務店には、感謝しなくてはならない事は十分承知しているのです。
う〜む。ムズイ!

よろしくお願い致します
m(_ _)m

 


■平成17年6月10日■ 

階段の手摺壁(腰壁)の造作・・・。         

階段踊り場の手摺壁は、緑の線のように水平に造るのが図面で指示済み。
しかし、現場は、微妙な角度で傾斜している。
廻り階段の部分なので、階段を登って行くと、手摺壁の高さが低くなってしまうので、高さ確保の為に角度を付けた事は、すぐに理解出来るのですが、何故、施工者の判断で勝手に変更するのだろう?

ひとこと言って頂ければ、別な方法の解決策だって有るのです。

この件、手直しを指示するか、否か・・・・・。
手直しを指示すれば、現在完成している材料は、全部廃材になってしまう・・・。

床材(無垢ナラ材フローリング)搬入!         

フローリングの施工中・・・。            

フローリングは、1枚の巾が9cm!
丁寧に張って行きますが、1枚の巾が小さいので、張るのが大変です。

クローゼットの造作・・・・。

下小屋で造ったクローゼットユニットの取付準備。    

クローゼットユニットは、ロフト下に納まりました。
クローゼット左側は、ハンガーパイプを付けて、洋服掛けに・・・。
右側は、中段を付けて上下が収納スペースです。

断熱材(ロックウール)の施工(2階屋根部分と外壁)

屋根の直下に断熱材を貼り付けています。
この後、天井裏にも断熱材を敷き込み、2重の断熱施工を行います。

壁の断熱材は、外壁側に押しつけられて施工していますが、本当は、これでは不良工事です。

本来は、断熱材は、外壁側に押しつけないで、室内側の壁に密着するように入れます。
つまり、外壁側には空間を残して断熱材を入れるのです。
この空間を空気が流れ、結露の防止を行い、室内側の断熱を確保するのです。(下に続く)

 

・・・と、これが一般的な話です。

しかし、この断熱材の入れ型を知らない人が、意外と多いのです。私が今まで見て来た現場で、正しい施工を見た事が1度も無いと言うのは、本当に驚きです。

逆に、断熱材を入れると結露して、水分が断熱材に染み込み、乾きが悪いので、入れない方が良い!なんて事を言い出す人も居る有り様・・・。
それって、断熱材の入れ方が違ってるから、そうなっちゃうんですね。全く分かっていないのです。

さて、今回は、元々、壁内部の空気は動かさないで、気密断熱を行う方針なのです。
床下換気口を付けなかった理由は、床下換気口から入った空気が、壁内部を通り、小屋裏へ逃げる事を避けたからです。

つまり、壁内部の空気の対流を防ぐ(壁内部の空気は動かさないし、床下からも入って来ない)のが目的です。
その主旨から言えば、この断熱施工でも、OKなのです。
壁内部は、室内の環境と同じになるように、気密断熱をすれば、結露も生じないと言う理屈です。

今回の気密断熱工事は、工務店の好意(無理に別途料金なしでお願いしてしまった)で行っているので、何処まで出来るかがポイントです。
つまり、これが、「なんちゃって」気密断熱住宅と言っている由縁なんですね〜。
因みに、正式な高気密高断熱工事を行うと、建築坪単価が20%ほど高くなるのです。

う〜〜〜〜む。
今回の工事は、工務店の好意で成り立っている部分が多い故に、設計監理者として、辛い面も多々有ると言うのが本音なのです・・・。

 


■平成17年6月13日■ 

2階の間仕切り壁と、1階天井裏との気密。

壁の中の空気の対流を防ぐため、断熱材を詰める!

この作業は、設計者自ら行う。
しかも、余った断熱材を拾い集めて、入れるのです。
まだ、全部出来ていないので、余った切れ端の断熱材は、捨てずに保管するように、現場指示しました。

これが、なんちゃって気密断熱住宅の真髄!

しかし、手や腕が、ロックウールでチクチクして、痛痒くなってしまいました。

また、次回、一生懸命気密しないと・・・・。

外壁と軒裏、柱頭と軒裏、etc・・・。         

垂直面と、水平面の接点には、ご覧のような見切りが入れてあります。
この見切り(定規)に合わせて、柱にモルタルを塗ると、丁度、この部分に隙間(目透かし状態)ができます。

これが、設計者のこだわり・・・。

ですが、
この隙間の巾は、20mmを指定したのですが、現場では約9mmに変更されてしまいました。
設計者の意図した、「宙に浮く」イメージは、半減・・・。

しかし、これも我慢か・・・・・・。

延々と張り続けるフローリング。
なんせ、フローリング1枚の巾が9cmなので、張っても張っても、なかなか終わりません。

しかし、本物のフローリングは、良い感触です。
(写真は、厨房部分)
四角い穴は、床下収納庫。
収納庫は、1個だけに見えるが、スライド式の収納庫で、実際は2個分の収納量。


■平成17年6月15日■ 

外出の途中から、ちょっと現場に寄りました。     

丁度、3時の休憩時間でした。
今日はお茶をご馳走になりました・・・・・・。

ひみつの部屋、工事中!                

2階洋間のロフト。                 

赤い線で囲まれた部分は、秘密の部屋に通じる入り口。
ちょうど、このロフトから潜り込む事が出来る仕掛けです。

この他にも、秘密の部屋に通じる入り口が、2カ所有り・・・。


■平成17年6月17日■ 

床に置かれたパーツ。
壁に立てかけられたパーツ。              

梯子のように見えるが、実はこれは、壁です。
でも、ちょっと普通の壁ではなく、床から天井迄、細長いガラスのスリットが数カ所入ります。

このスリット部分で分割された壁パーツなのです。
これを、スリットの幅分だけ空けて並べて行けば、図面通りの壁が完成します。


■平成17年6月21日■ 

上の写真(6月17日)で説明した、居間の壁のパーツが組み立てられました。
ちょうど、矢印の部分がスリット(ガラスが入ります)になります。
スリットは全部で6本入ります。

居間と廊下の間仕切り壁の様子。            

2階の居間の天井下地が出来ました。         
天井裏の断熱材が見えます。              

屋根直下部分の断熱材と、天井裏の断熱材が二重に入っている様子が分かる写真です。

2階洋間の天井板を張っています。

天井板は、松材の板目(杢目)が浮き出ている合板です。
合板と言っても、高価な材料です。

上の写真の隣の部屋の天井工事の状況。         


■平成17年6月23日■ 

2階の居間の天井は、張り終わりました。        

その他の天井も施工完了・・・・!                      

ロフトから見下ろす・・・・・。                          

秘密の部屋も、形が見えてきた!            


これが、本当の「巾木」の納まり。

巾木とは、床と壁の接点部分に付ける見切りのことです。
この写真では、巾木の溝の中のビスによって、床に緊結された様子が見えます。
そして、この溝に壁材を差し込み、壁を造って行きます。

このように、床と巾木をガッチリ止めると、後に床と巾木の間に隙間が生じません。

現在は、既製品の木目を印刷した、薄っぺらい巾木が主流で、壁に打ち付けて固定します。
当然、床とは単に接しているだけなので、すぐに隙間だらけになってしまいます。
そこで、その接する部分にゴムパッキンを付けた巾木も登場していますが、邪道の極みです。

戸袋の鏡板を、どうするか!

窓の雨戸を収納する戸袋は、アルミサッシと一体型の登場で、耐久性が格段に向上しました。
しかし、意匠上は、なんとも情けないデザインです。
(それ故、雨戸を付けない設計者も多いのですが、私は必須と考えています)

そこで、このアルミ製の鏡板を却下し、外壁と同質の仕上げにしています。
その為には、アルミ鏡板の四方のアルミ枠だけ残し、真ん中の波板を廃棄処分し、代わりのパネルに入れ替えるのです。
しかし、100%アルミ製の鏡板と比べれば、耐久性は若干、及びません。

性能重視とすれば、変に改造を行わず、そのままのサッシを使うのが得策ですが、味気ない開口部となります。
性能重視を希望する施主様の事を想うと、悩む訳です。
さて、今回はどうするか!
メンテナンスフリーのサッシで行くか、いつも通り、意匠優先で行くか????????。

参考写真を掲載しておきます。

この写真は、私の他の設計例です。                     

戸袋の鏡板(正面の板)は、外壁と同化し、戸袋の存在が極めて目立たないのです・・・・・。

(矢印部分が戸袋になっている)

6/27追記
この件に関して、お施主様の希望をないがしろにし、
設計者のイメージを優先させて頂く事になりました
まことに申し訳ありません
m(_ _)m
ありがとうございます。


■平成17年6月27日■ 

1階居間の様子。                  

天井ダウンライト(埋込式照明)の穴も明きました。  
この照明器具は、気密断熱性能のある器具を採用しました。
「なんちゃって」気密断熱住宅ですが、照明器具にも配慮しました。

2階洋間ロフト部分の天井の納まり・・・・。                           

2階階段ホール(廊下)の様子。           

写真、真ん中の手摺を挟んで、左側が廊下、右側が玄関ホールの吹き抜け・・・。                        

1階洋間(お婆ちゃんの部屋)
写真、正面の天袋状の部分は、神棚のスペースで、その下は飾り棚になる予定。           

1階廊下と突き当たりのニッチ(壁埋込の飾り棚)  

上の方の、四角い穴は飾りですが、裏側に照明器具を仕込んで、光がそこから漏れるようになります・・・・。


■平成17年6月29日■ 

巾木の納まり。                   

6月23日にも解説しましたが、その続きです。
床にビスでしっかり固定された巾木ですが、さらにその上にボード(壁下地)を押さえる下地材が付いています。
(写真右側の矢印)
ここに壁材をぴったり乗せると、巾木と壁材の出幅が揃って平らになります。そして、目透かし状の目地が出来ます。
(写真左側の矢印)

普通、巾木は壁から少し出っ張るのですが、
今回は、それを嫌って、この様に納めました。
(どうでも良いような事ですけどね・・・)

2階洋間の壁も出来て来た・・・・。                           

お婆ちゃんの部屋の隣りの洗面所の建具の収納場所・・・。 

お婆ちゃん用の洗面所は、廊下の一部に設置して有ります。
この洗面所に隣接してシャワー室が有るので、ここが一時的に脱衣室にも使われるのです。
その時は、壁の中に収納している建具を引き出せば、脱衣室の出来上がりです!                               

階段の手摺壁の笠来の納まり・・・・・。       

この角度が変わる部分は、普通は「留め」と言う方法で接合します。
ここでは、断面が扇形の木材を埋木する方法で施工。
「留め」にすると、後に乾燥当によって隙間が出来るのです。

玄関収納(下駄箱)の施工。             

おぉぉぉ〜!
ちょっと待った!
この赤く囲った部分部分には、袖壁を造る設計なのに、その壁が有りません。

大工さんの図面の読み違いです。
しかし、確かに図面を見直すと、壁が無いようにも解釈できる表現でした。

この玄関収納が寸法一杯に出来ているので、この状態で袖壁を付けると、その厚み分だけ廊下が狭くなってしまいます。
しかし、壁が無いと、矢印部分がちょうど良い場所?になって、頭に当たり、危険です。

すでに、大工さんも数回ぶつけているらしい・・・。
現場で悩むこと、暫し・・・。

この部分に化粧格子を付けて、頭が接近?するのを防ぐ事にしました。
う〜〜む。
全部壊して、やり直せ!とは、どうしても言えないんですよね。

本来、監理者と言うのは、絶対的立場で無くてはならないんですが、この辺はご理解下さるようお願い致します。
次回は、一切の妥協を許さない設計監理をしたいと想うのですが、なかなか、ねぇ〜(ToT)


■平成17年7月1日■ 

大工さん、総勢5人!

丁度、3時のお茶の時間でした。
既に、何回か、お茶シーンを掲載していますが、いつもお茶ばっかり飲んでいて、仕事をしていないみたいに写るから、止めて!
との事でしたが・・・。

撮りました。

どうせなら、一生懸命、仕事をしている所を撮って欲しいらしい・・・。

1階のお婆ちゃんの部屋・・・・。                           

洗面・脱衣室と家事室(洗濯室)を間仕切る壁の設けた、ランドリーハッチ。

脱衣室(左側)から汚れた衣類を投入すれば、家事室(右側)から回収が容易になっている。                              

戸袋の鏡板が出来ました!

6月23日で提案していた戸袋の鏡板は、ご覧の通りに納まりました。
この状態から、外壁と同材の塗装を行います。
(今回の塗料は、シリコン系塗料で耐久性を確保します)


■平成17年7月4日■ 

居間の壁(スリット)が出来ました・・・・。      

食堂を通して見る、居間の様子・・・・・。       

2階廊下と、ニッチ(廊下突き当たり部分)。      


■平成17年7月6日■ 

厨房(キッチン)の状況・・・・・。         
流しセットが入らないと、雰囲気がまったく出ないです。

玄関から、上部吹抜を仰ぎ見る。            

2階洋間(居間)とミニキッチン。           

2階和室。                     

京壁の下地(ラスボード)の施工中・・・・・。     


■平成17年7月7日■ 

和室の天井を張り始めました。            
写真は、縁側部分の天井を施工中・・・・・。

和室に続く納戸も施工中・・・。

この納戸、部屋として使用しても良いように、綺麗な仕上げ材で造っています。        


■平成17年7月8日■ 

和室の天井を張り、終了。               

長押(なげし)の造作中。               


■平成17年7月11日■ 

本日で、造作工事終了!

ちょうどお昼休みで、大工さんはお食事中!       

2階和室(主寝室)も造作完了。                           

2階階段ホール。                   

クロス貼りの下地処理が行われている。        
並行して、木部の塗装も行っている。             

2階の居間も、こんな感じ・・・・。          

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