□ 記事は、下に行く程、新しいです 


■木工事


■平成16年7月1日■ 

屋根工事も、下地の作業は大工さんなので、木工事なのですが、ここ言う木工事は、屋根以外の建物一般部分と言う事にします。

さて、この写真は、2階の床部分を1階から見上げた所です。普通は、根太と呼ばれる、細い材木を30cm間隔に入れて床下地、又は直接床材を打ち付けます。
ここでは、根太は使わず、24mm厚の合板を根太の代わりに床下地材として打ち付けています。
その為、受けの梁も90cm間隔に入れて有ります。
(普通は180cm間隔が標準)
こうすると、床面が一体になり、建物の剛性が良くなります。


■平成16年7月2日■ 

小屋裏の機械室兼納戸。

ここに送風機を設置し、屋根で収熱した空気を吸い込み、また排出し、熱交換を行ったりします。

外部屋根、破風板の取付中。

普通は、釘止めですが、今回はステンレスビスで固定。
大工さんは、電動ドリルで施工中。

(破風板は木製なので、経年により反り等によって暴れるのを防ぐため、ビス止めにしました。釘の場合は、この暴れで抜けて緩んでしまうのです。)


■平成16年7月6日■ 

筋違(すじかい)を入れ始めました。
筋違は、柱間に斜めに入れる木材の事です。これによって、壁に強度が生まれ、地震や台風の時に建物の倒壊を防ぎます。

柱や土台は、強固に基礎と緊結、筋違も端部は金物にて補強!


■平成16年7月7日■ 

木工事、なかなか進みません(^^;)
写真は、1階居間部分から上部吹抜けを見上げたところ。
う〜む、これじゃ、まだ分からないかな???


■平成16年7月8日■ 

南側のベランダの形が見えて来ました。    

アルミサッシが搬入されました。       

アルミサッシは、全て複層(二重)ガラスです。

冬期の室内の熱は、窓から逃げる量が一番多いのです。その結果、結露や室温の低下等が起こります。
複層ガラスを使用したりする事により、これらの問題を解決できます。


■平成16年7月9日■ 

収熱屋根、空気取り入れ部分の施工。  

破風板(鼻隠し)が二重になり、その間から空気が吸い込まれる。
この部分には、ステンレス製の防虫ネットが取付られている。


■平成16年7月12日■ 

子供部屋、出窓の工事中・・・       


■平成16年7月20日■ 

まだ、建物の骨組みを工事中・・・

写真は、和室出窓部分。
出窓の幅は2間(3.6m)も有るので、途中で出窓自体が撓まない様に、トラスを組み込む!?

吹き抜けの有る居間の様子。
矢印(1)はトップサイドライト。矢印(2)は吹き抜けに面して大きな開口を持つ寝室。


■平成16年7月22日■ 

南側ベランダの施工状況。        

同、ベランダの内部状況。        
FRP防水処理下地調整中。        


■平成16年7月24日■ 

居間、南側トップサイドライト取付!        
しかし、矢印の箇所、違います。設計では、2連装です・・・・・・。
これでは、ダメです。

居間の前面、テラスになる部分の施工状況・・・・。      


■平成16年7月26日■ 

1階の床下地工事を始める。
と、同時に基礎の断熱処理を行う。
基礎の下には、スタイロフォームが打ち込んで有りますが、今回は、その基礎の上側にスタイロフォームを貼って、基礎の蓄熱効果を高めます。
つまり、べた基礎(蓄熱基礎)をスタイロフォームでサンドウィッチしている状態です。

外気に面する基礎立ち上がり部分も、スタイロフォームを貼り付けます。
高気密・高断熱住宅では、この基礎断熱は外側になりますが、今回は、室内(床下)の保温が目的ですから、内側からの断熱になります。ですから、理屈は、高気密・高断熱住宅の外断熱と同じ事になります。


■平成16年7月30日■ 

小屋裏の機械室に設置された送風機(ハンドリングボックス)。

ダクトの配管工事中です。
この送風機によって、屋根から吸い上げた熱風を、床下に送り込んで、床暖房します。
夏は、前述の通り、この熱は外に排気し、その時の熱でお湯を沸かします。

小屋裏から、2階床を貫通して、1階の床下に達するダクトの様子。
写真は、床下部分。


■平成16年8月5日■ 

居間の床張り工事中。
奥の方は、まだ床下が見えています。青く見えるのは、断熱材。
床張りと言っても、これは下地の合板です。
この上に、仕上げの床材を貼ってゆきますが、それはもう少し先・・・。
早くも、工程に遅れが生じ始めたか???


■平成16年8月6日■ 

2階ベランダ側から見た、子供部屋のコーナー出窓。

2階ベランダ部分の幕板。
コーナー部(出隅)の納まりも綺麗に施工されています。


■平成16年8月10日■ 

少しづつ、建物の形が見えてきた・・・・かな?

2階子供部屋の様子。
なかなか進まないなぁ〜〜〜〜〜〜〜。        

2階の階段踊り場から、吹き抜けの居間を見下ろしたところ・・・・・。


■平成16年8月16日■ 

戸袋の造作。        
最近は、復層ガラスの場合は、雨戸を付けない場合が多くなってきた。
しかし、台風等の強風の時には、窓の保護の為にも、雨戸は必要だと思う。
ところが、サッシの戸袋は、デザイン的に今ひとつだ!

ここでは、サッシの戸箱の鏡板をモルタル塗りとし、仕上げは外壁と同質な仕上げにする。
モルタル下地には、ラスカットを使用。
写真は、ラスカット下地の小割りを打ったところ・・・。

写した箇所は、違う戸袋だが、小割の上にラスカットを張った所。
この上にモルタル塗りを行い、仕上げを行う・・・・。


■平成16年8月24日■ 

浴室の様子。                  
大きな出窓が有ります。外部は、造園を行い、風流に入浴できます?
・・・って、外構工事の予算が・・・・


■平成16年9月5日■ 

外観#1                         

外観#2                         

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