公庫利用で施工。南北に細長い敷地と、厳しい建物の高さ制限(第一種高度地区)が外観を決定したと言っても過言ではない。当時としては珍しい小屋裏部屋からは。奥多摩(大岳山、御前山)の山々が良く見えた。

 建ペイ率30%では、一階は15坪しか建築出来ない。一階の間取りは、ワンルーム形式とした。階段すら居間の中に取り込んだ。(下写真右端) ワンルーム故、視線は建物の端から端までの、対角線を見通す事が出来た。結果として、狭さを感じさせない事に成功した。

 上写真の和室から、居間コーナーを見る。ストリップ式の階段は大人数の集まり時は、臨時のベンチとしても利用出来る。写真左側のスダレの先は玄関ドアがある。スダレが間仕切り壁の代わりだ。そこまで切り詰めて、スペースを確保した。


 
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