1998-12/17〜最新の情報へ(6100復活成功?) 

我が家の純和風パソコンルーム。現在ここで、a+eのホームページを管理している。

左の写真は、NewマシンのPwrMacG3 MT300zip。全国的に品薄で、やっとの思いで入手した。 1999年1月には、新型の発表が有る事を、承知しての購入は、多少、抵抗があった。Newマシンが届く迄、頑張ってくれたiMac-Rev.Bは、座卓の下に降ろされ、MT300zipとEthernet接続されている。

写真右の右端の薄っぺらい箱が、愛するPwrMac6100/66AV G3改。周辺機器が外され、生気を失って、寂しく放置されている。 

  

●PwrMac6100/66AV G3改は、取りあえず、来年早々に修理に出す予定。うまく復活してくれれば、と期待している。Downの原因が解るはずだ。

経過については、このページにて公開する予定だ。

●市販版MacOS8.5とMT300zipに付属のMacOS8.5のハードディスク問題について (1)  1998-12/18

PwrMac6100/66AV使用時は、外付HDが2台有り、(SeaGate製1Gと、SyQuestリムーバブル270M)内蔵HDは、Quantum FireballST3.5Gに増強し、MacOS8.5英語版が稼動していた。

Newマシンに、この内蔵HDを接続し、データのコピーを直接行う予定だった。

HDを接続、MacG3 MT300zipのスイッチオン、ところが、デスクトップにHDがマウント出来ない。その段階で、マシンはフリーズ状態になってしまう。

今度は、HDを外し、ノーマル状態で起動後、SyQuestをSCSIProbe4.3-NTで、強制的にマウントを試みる。
やはり、マウント出来ない。コンピュータはマウントしようと、アクセスし続けるが、マウント出来ない。
SeaGate製1Gも同様だ。

今迄、MacOS8.5で問題なく稼動していた機器が、何故動かないのだ。HDドライバーの問題なのだろうか?

あれこれと試行錯誤を繰り返し、最終的に、MacOS8.5英語版CDから直接起動し、無事に、HDをマウントする事に成功した。

誰か、この原因の、スマートな解決方法、教えて下さい (^.^;   

(Toyo/Momoさん、メールありがとうございました。)(12/21)

●ハードディスク問題について (2)  1998-12/21

MT300zipに付属のMacOS8.5CDから起動しても、HDがマウント出来る事が解った。
全く同じOSで、動作環境が変わってしまうのは、どうした事だろう?
HFS+フォーマットディスクからの起動の場合、周辺HDも、HFS+でないと認識出来ないと言う事だろうか? 

●テレビチューナーの問題発生  1998-12/26

6100/66AVではInterware社製の外付TVチューナー(PicPom)を付けていた。(チューナーはMacLCの時から使用していたので、もう、償却はしているが........)
この、チューナーがG3シリーズでは使えない。Interwareに問い合わせをしたが、仕様の違いとの事だ。
せっかくAV機能が付いているMT300/zipだが、テレビを見る事が出来なくなってしまった。MT300/zipのAVカードを見ると、スロットが2個、信号用か電源用に見えるコネクタが1個付いている。

OSのヘルプを見ると、チューナーカードを追加すれば、テレビが見られると、書いてある。アップルに問い合わせのメールを出すが、解答の返信は無い。(アップルは、本当にユーザーを無視をする会社だ。過去にも、何度もいい加減に、やられている。)
純正チューナーカードは、どうも、LC630系の躯体のマシン用らしい。探しに探しまわったが、MT300/zipで使用出来るチューナーは無い。
結局、Interware社製PicPomTV PCI リリース2と言う製品を購入した。キャプチャーボードとチューナーがセットになった商品だ。これで、キャプチャーボードが、2枚も実装された、異常なマシンになってしまった。TVとVTRと同時に2チャンネル録画出来そうだ?!

しかし、また、問題が発生!

PicPomTV PCIのチューナー制御の機能拡張ファイルは、仮想メモリに対応していないのだ。
仮想メモリをONでMacを起動すると、この機能拡張ファイルは×印が出て、ロード出来ない。仮想メモリを使用しないと、MacOSだけで、約24Mものメモリを使用してしまう。(通常は16M程度、他のアプリケーションも同様)メモリの浪費になってしまう。Interwareは、製品の外箱に、この件について、一切の明記をしていない。開封し、取説、read me fileを読んで、初めて知る事になってしまう。
デフォルト64Mのメモリで、使う私も普通では無いかも知れないが、閉口してしまった。私は、ラムダブラーで、128Mにして使っているのだ!(貧乏)これでは、MiniCadだけでもメモリ不足になってしまいそうだ。

「カユイ所に手の届く」製品を送り出している、Interware社とは思えない仕様に、びっくりした。早期にバージョンアップし、仮想メモリに対応して欲しい。

結局、メモリを増設する羽目になってしまう。......お金が、どんどん出てゆく.....

ところが、

G3シリーズ用メモリは、従来のパワーMac用168PIN DIMMとは、形状は同じだが、仕様が違うので、使用出来ないと、技術情報に書いてある。
メモリも、高いお金を払わないと、ダメそうだ〜。こんな時だけ、Dos Userが、羨ましい.....

1999年1月発表の新型Macが、従来の互換性を犠牲にしている事を気にして、品薄のG3MT300zipを必死で探して購入したが、結局、HD、TVチューナー、メモリ...と現在でも互換性が無く、いらだちもピークに達してきた...。

●ハードディスク問題について (3)  1998-12/27

 どうした事だろう、もしや、と思い、外付けHDのマウントを試みた。すると、出来てしまう。今迄、ダメだったのに、完璧に出来てしまう。Seagate1GもSyQuestもマウント出来る。別に、今迄と環境を変えた訳ではないし、HDのドライバーを入れ替えた訳では無い。なのに、出来てしまった。仮想メモリをOFFにしたからか?、と思い、ONにしてみたが、それでも、マウント出来た。
原因不明のまま、ハードディスク問題は解決してしまった。

●6100/66AVは修理に出しました  1999-1/26

 可愛い我が子?の6100AVは、修理に出しました。修理限度額は一万円とし、それ以上の費用が掛かる場合は、連絡を頂く事にしました。今回の故障状態を見る限り、簡単に直るか、致命的な損傷を受けて居るかの、どちらかです。後者の場合の修理費は、かなり掛かるかも知れません。しかし、中古の6100は3〜4万で、中古ショップに流通して居るので、修理費の限度は、頑張っても2.5万円程度でしょう。

●MT300にメモリを増設しました  1999-2/4

 やっと、PwrMac G3MT300zipのメモリを増設しました。本当に、「借金tosh」状態だったので、(6100の修理も、そうでしたが)決断がつかないで居たのです。
 メモリは128MBのSDRamです。¥19,800で入手しました。八王子市内の販売店では、¥26,000〜¥27,000 程度だったので、この値段はかなり安いです。(購入先:マックアカデミー)
 Internetで、安い店を捜し廻り、ここに辿り着きました。最高に安いです。現在、仮想メモリをオフにして、快適に動作しています。

 予算が余ったので、同時にPwrMac7200の二次キャッシュ(256KB)を購入しました。ホームページ上の価格表では、¥9,800でしたが、電話で確認すると、¥4,980でした。思わず、じゃ、1MBに....と思いましたが、256KBに我慢しました。V-Ramも異常に安かったです。パソコンにお金をかけ始めたら、何処で、打ち切るか、悩みます。ま〜あ、今回で打ち切りでしょうが..??......

現在の現役マシン(自分でも良く解らないので、整理してみました)

1.PwrMacG3MT300zip
2.PwrMac7200
3.iMac(rev.B)
4.Paforma630
5.PC9801DA2(486改)
6.IBM PC486/66(Aptiva)
7.Cassiopeia A-55V(WindowsCE2)
8.USRobotics Pilot5000(J-OS)
8-1.PwrMac6100/60AV(G3改)
8-2.Sharp PC-1350(友人より指摘され、追加記入致しました...これはポケコンです)

-----------------ここから下は引退マシン(完動状態で保存)-----------------
9.MacLCII
10.MacLCIII
11.MacIICi
12.MacPowerBOOK165c
13.Epson PC-286VS
14.Epson PC-286V
15.Epson PC-286Note F
16.Sharp MZ-80C
*     *     *     *
17.NEC 9821Cs2 (9801DA2が万一壊れた時の代替え機...DOS basicは必須なもので....)
18.PwrMac6100/66AV(G3改) (入院中)... 1999-2退院 下記の理由により御臨終です。

●6100/66AVの修理見積もりが出た(1999-2/12〜13)

思わず、電話口で叫んでしまった!

じゅうよんまん〜? \(●o○;)ノ

そう、修理費用は、約14万円との事でした。冗談は止めてくれよ、本当に!
そう思ってしまうのは、私だけではないでしょう。ボンダイブルーのiMacは、新品で12万8千円だぜ。

なに考えてるんだろう。こんな事だから、ゴミも増えるし、大きな目で見れば、地球温暖化にもなるんだヨ。
修理しても使いたいと言う、ユーザーの気持ちを理解してくれれば、こんな値段設定は出ないと思う。これは、修理をやりたく無い、と思わざるを得ない回答だ!!。

愛するPwrMac6100/66AVは返却して頂く事にしました。
その後、即、中古の6100をオーダーしました。¥30,800でした。(キーボード、マウス、電源ケーブル、付属)(下記参照)


■最近は中古6100/66も随分安くなり、一万円代で購入出来る様になって来ました。おかげで、私は現在3台も所有するハメになってしまいました(^^;  (1999/10/16) 


中古6100/66は、現在3,000円位です。中古と言うより、ジャンク品の棚に並ぶようになってしまいました。(;_;)
(2003/2/20)



(株)バスアンドタグ http://www.bustag.co.jp/
ここは、結構在庫が有って、安いと思う

この機械から、部品を取って、6100AVを復活させる作戦です。と言うより、このマシンにG3カード等をくっ付けて、新旧を合体すると言った方が、正しいですね。

心配なのは、G3カード、AVカードが壊れていないか....です。壊れたカード類を装着して、正常なマシンが、また壊れる、といった心配も有るのです。

多分、中古マシンは2/15頃、事務所に到着予定です。さてどうなる事やら....

●中古6100/60が来た  1999-2/16

 予定通り、15日に中古マシンが届いた。早速、内部チェックの為、上ぶたを開けてみる。レバーが、ちょっと堅かったので、力を少し入れたら、ポッキッと折れてしまった。プラスチックの油気が無く、さすが、中古品だ。しかし、内部は、ピカピカに磨き込まれて、私の6100/66AVより遥かに綺麗だった。

 早速、モニタを接続してテストしたい所だが、6100のモニタポートはAV仕様の専用モニタ以外、接続出来ないのだ。私は、AV仕様のモニタを持って居ないので、(変換アダプタも)修理に出した6100/66AVが戻って来たら、AVカードを入れて、そこにモニタ接続をする事になる。

今日は、電源を投入し、起動音の確認のみで、終了!

 

●6100/66AVが、戻って来ました*  1999-2/22

修理費14万と言われ、修理をキャンセルした6100が、販売店まで戻って来た。今日、電話連絡があったのだ。販売店には、事前に、見積料として1,050円を支払っていたが、さらに、2,660円の追加見積料が必要と、言われてしまった。合計3,710円の見積料だ。

どの様な見積書が出来たのか、楽しみだ。明日、引き取りに行きます。

●6100/66AVが、戻って来ました*2  1999-2/23

販売店に、見積料と言われていた代金は、実は、見積料では有りませんでした。渡された書類は、下の写真(a)です。これは、ただの請求書で、6100の不具合の再現性を確認し、修理をキャンセルされたので、診断料3,150円(税込み)を請求します、と言うもの。

見積料と言われて代金を払ったのだから、見積書を下さい、と販売店に言うと、(b)の書類をコピーしてくれました。これは、修理会社が、販売店に対して行った見積書だった。

  

金額を見て、あれっと、思った。修理金額は109,400円だ。修理費は140,000円と言われていたのに!。販売店が30,000円強の利益を上乗せしている事になる。暴利をむさぼるとは、このことだ!全く、ひどい話だ。

見積書を見ると、修理の内容は、ロジックボード(661-0207)の交換のみと言う事だ。
しかし、私が今日、試みた動作チェックでは、AV CARDも壊れているようだ。部品番号661-1023が、本来、見積書に出ていなければならないと思うのだが...。

AV CARDが壊れて居る、と言う事は、G3 CARDも壊れている可能性が高い。(もっとも、G3 CARD周辺が不調の原因だったのだから、当然と言えば当然だが)

もう、6100復活作業の気力も、だいぶ薄れて来てしまった。

●6100/60AVとして、復活!  1999-2/28

さて、中古6100も、私の6100/66AVも出そろった。復活作業の開始。中古6100にAV cardを取り付け、cardのビデオ端子にモニタを接続する。しかし、起動しない。壊れたAVカードを付けて、6100が壊れてしまったのか?
本体側のポートでやってみる事にした。...が、6100本体のビデオポートは、変換アダプタを付けなければ、普通のモニタは接続出来ない。そこで、このアダプタを所有している知人から借りて、モニタを接続した。しかし、やはり、起動しない。

中古6100を買った(株)バスアンドタグにメールを入れてみる。内蔵電池を交換してみたら...のアドバイスを受ける。ほとんどのマックは、内蔵電池が切れて居ても、起動には問題無いと思っていたが、やってみることにした。(LC475?は電池が無いと起動出来ない事は知っていたが...)一ヶ月以内の不良品は、新規に交換、または、返金にて対応してくれるとの事。良心的だ。

しかし、今度は見事、正常に起動できた。良かった!、AV cardを付けて見る。やはり、前回壊れた時と同じ様に、画面にノイズが出ている。G3 cardを付けてみる。
正常に起動。壊れて居なかった。6100も内蔵電池が無くなると、起動出来なくなってしまう、珍しいマックの一つで有る事を、初めて知った。

これで、とりあえず、6100/66AVが壊れる直前の状態まで戻った感じだ。しかし、画面のノイズは、相変わらずだ。これでは、使用に耐えない。

しかし、面白い事を発見してしまった。1024x768dot/Thousands colorsで表示すると、画面上半分がノイズで埋まってしまう。640x480dotでは、画面全体がノイズ。832x624dot/Thousands colorsでは、やはり、画面上半分がノイズで埋まってしまう。

ところが、832x624dot/Millionsでは、綺麗にノイズは消えてしまう。原因は解らないにしろ、これなら、使える。取りあえず、復活といった感じだ。本体ケースは66AVの物を被せて、出来上がりだ。

...と、言う事は、熱に依るコネクタ部分の接触不良では無く、なんらかの基板上の部品に問題が有る、と言う事だ。その理由は、不明....。

しかし、熱問題が一番気になる。これは、今日、しみじみと、内部を観察して分かった事だが、AV Card上のRAMも、けっこう熱を放出している。これに、G3 card(手を触れる事が出来ない程熱い)が、さらに熱をプラスしている。『最強の6100を創る会』の多くの方もG3化に挑んで居ますが、AV,VC等に対する熱は、問題無いのでしょうか?

今後は、復活した6100の使用目的(Linux サーバになるか...?)や、熱対策を中心に考えて行きます。

最強の6100を創る会  1999-3/1

いや〜、一人で悩んでいた事が信じられない。こんなに沢山の人が6100を使って居たのですね。私が必要として居た情報は、ほぼ、このページに網羅されている。放熱対策も面白く、なるほど、と思ってしまう(ぴろり氏のページ、UNDO氏のページ)

対策を講じる前に、発熱量がどの位なのか、具体的に温度データを調べる事にした。これは、SpeedMeter 1.1.1と言うソフトで、測定出来る事も、『〜6100を創る会』で、知った。
現在、私の6100/60AV G3改は、事務所に持って行ってしまったので、明日行う予定。

(仕事が忙しいのに、こんな事してて良いのか...、実は、6100の復活作業も仕事中にやってしまいました。...自営業だからイッカ〜(^.^;

参考に、自宅のG3MT300zipのG3プロセッサを計ったら、稼動時最大で44℃、スリープ時で32℃だった。冷却対策前のぴろり氏の場合、70℃を超えていた様だから、MT300は、かなり低い値だ。

同じG3プロセッサでも、IBM製とモトローラ製では、発熱量も大きく違う様で、モトローラ製はIBM製に比べて3倍位の発熱が有る様だ。と、言うことは、私の6100G3改はモトローラ製の様だ。

今日、『〜6100』を創る改の会議室に書き込んでくれた、曽我さんによると、MAXPower210MHzとVCカードで、毎日8時間つけっぱなしとの事だが、ハングアップ等の不具合は無いそうだ。
ただし、給排気の効率の良い所に設置しているとの事。(これは、重要なことですね)

IBM製のG3かもしれない....と思う。

●温度測定の結果、解った事  1999-3/2

朝から仕事もせず、6100の温度測定の準備に入る。製図板の上は、応急の作業台になってしまった。

これでは、本当に仕事は出来ない(^.^;;;

UNDO氏のアイディアをパクり、熱帯魚?の水槽の水温度計で内部温度を計る。最高測定可能温度は50度までしか有りませんが......

 

 

センサの位置は、AVCardの裏側で、真下には、PPC601が位置する場所。ちょうど、HDのフラットケーブルに乗せる様な感じで、直接、周囲に触れない様にセットした。

その後は、蓋を戻し、CD-ROMの位置から、センサケーブルを取り出す。(これもパクりだ!)

職業柄、直ぐに鉛筆で、数値などをアナログ式にまとめてしまう私です。

 

プロセッサ温度は、例のSpeedMeter 1.1.1で、チェックする。

起動時から、2分間隔に1時間、チェックを続けた。

測定結果は下のグラフの通り、意外と低い温度だった。プロセッサ温度は最大で60℃で安定。6100内部温度は、最大44℃前後であった。

今回の場合、冷却対策前のぴろり氏やUNDO氏(70℃)よりかなり低い温度だ。

6100のクロックが60MHzでありG3 Cardのクロックも210MHzと、低い事がその理由だと思う。

 

また、試験的にグラフ(1)の部分で、6100の蓋を1分間開けてみた。すると、その直後から、急激に温度が上昇した。つまり、これは、ファンによる給排気が効率良く行われない為だ。6100は、吸気口から入った空気が、内部を横断して、ファンによって排出される様に設計されているからだ。密閉されて熱くなった内部を冷やそうなどと、蓋を開ける事は、ファンによる冷却効果が損なわれ、逆効果だ。

右写真は6100を上から見下ろした図。合成写真で、吸気口と排気ファンが、透かし状に見える様に加工してある。

UNDO氏のアイディアは、マシンの底の赤線部分に仕切りを付け、熱を帯びた排気が、再び吸気口から入らない様に区画をする、と言うもの。

以前、私は、ファンの音がうるさいので、ファンの回路に抵抗を入れて、回転数を落とそうと考えて居た事が有ったが、とんでもない事だ。

つまり、UNDO氏も指摘している通り、このファンによって、大きく冷却効果が変わるのだ。

そこで、すでに壊れてしまったPWR Mac6100/66AV G3改をもう一度、思い返してみると、反省すべき点が思い浮かぶ。

PWR Mac6100/66AV G3改のすぐ左側にはSeaGATE外付HDとSyQuestHD。右側にはNIKON Cool SCANとその上部にTVチューナーとモデム。後ろには、それらのケーブル類が「とぐろ」を巻き、PWR Mac6100/66AV G3改の三方向は、密閉状態だった。残る前方もキーボードに塞がれていた。
この状態の為、排気された熱い空気は、再度、吸気口から吸い込まれ、無限ループに落ちたかの様に、内部温度が上昇し続けたのだ。

PPC601の発熱程度では、問題なかったが、G3に改造してからは、非常にシビアな換気効率が要求されたのだ。この為、AVカードが損傷を受け、何らかの衝撃により、ロジックボードに不具合が生じたのだろう。

今回の実験の結果から言える事は、6100の周囲を開放した状況での設置、使用であれば、特に冷却用のファン等を追加、改造しなくとも問題無く使用出来る、と言う事だ。(ただし、マシンの個体差やクロック周波数により、違った結果も有る訳で、必ずしも標準のファンのみの冷却では、間に合わない場合もあり得る)

後の祭りだが、結論は、以上である。     お わ り  (^_^)

 

 

 [1999-3/27 レイアウト変更]
[1999-4/3 グラフを書き換え]


PwrMac6100/66AV G3改造からDownまでの経過へ


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